初心者向け投資の仕組み解説

【大学生向け】20代で再現性高くアッパーマス層になる方法

しゅう

こんにちは、しゅうです。
外資系企業に働きながら、20代でのFIRE(経済的自由)達成に向けて、日々精進しています!

大学生のみなさんは自由な時間が多く、大学生活を楽しむ一方、将来のことについて考える時間も多いと思います。テーマの一つとして「将来お金持ちになりたい」と考えたことは無いでしょうか?

私自身、大学時代からお金に関する興味・関心が強く、どうすれば将来お金持ちになれるか、ということを日頃から考えておりました。

そんな私も社会人5年目で現在27歳になり、アッパーマス層(資産3,000万円以上)と呼ばれるお金持ちの世界に片足を突っ込むことができています。

本記事では大学生のみなさんに向けて、再現性高くお金持ちになる方法を、実際にアッパーマス層(資産3,000万円)に到達した私から紹介したいと思います。

私の大学時代の友人も、大学卒業後、様々な道を辿っている中で、20代後半でもお金持ちレースに乗っている人、乗っていない人の差が大きく出始めています

本記事をご覧になったみなさまには、是非お金持ちレースに乗っていただきたく、大学時代から準備できることを含めご紹介させていただければと思います。

“お金持ち”の定義

まずは、20代で目指すべき“お金持ち”の定義について確認をしておきましょう。

以下が、野村総合研究所(NRI)が、毎年「NRI富裕層アンケート調査」を行っており、全世代での富裕層の調査・推計をしています。

純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数 (出所:野村総研)

今回の記事では、全世帯の上位20%である「アッパーマス層(金融資産3,000万円~4,999万円)」を20代で目指す方法をご紹介したいと思います。

また、20代での保有金融資産額についてのデータもご紹介させていただきます。

金融資産保有額割合
金融資産非保有40.6%
100万円未満21.9%
100〜200万円未満11.0%
200〜300万円未満6.9%
300〜400万円未満5.1%
400〜500万円未満2.4%
500〜700万円未満4.6%
700〜1,000万円未満2.8%
1,000〜1,500万円未満1.4%
1,500〜2,000万円未満0.3%
2,000〜3,000万円未満0.3%
3,000万円以上0.7%
無回答2.1%
金融資産保有額の平均額185万円
金融資産保有額の中央値20万円

出典:知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査[総世帯調査]各種分類別データ(令和4年)」

上記の通り、20代でアッパーマス層(3,000万円を保有)になれば、20代の中では上位0.7%に位置することができ、同世代でもお金持ち(上位0.7%)、全世代を見てもお金持ち(上位20.0%)となり、目指すべき一つの目標になりえると考えています。

高い目標ではありますが、私も実現できた目標でもあります。この目標を達成するために、再現性高くアッパーマス層(資産3,000万円以上)になるための戦略・方法について解説をしていきます。

20代でアッパーマス層になるための戦略

20代でアッパーマス層(資産3,000万円)になるための戦略について、説明をしたいと思います。

まず、前提としてお金持ちになるための計算式は年代に関係なく至ってシンプルにできています。

お金持ちになるための計算式

保有資産 =(収入 – 支出)+(残高資産 × 運用利回り)

簡単に説明すると、以下となります。

  • 保有資産:現在持っている資産。今回は3,000万円を目指す。
  • 収入:毎月の給与 など
  • 支出:毎月の支出(生活費、家賃、娯楽費 など)
  • 残高資産:前月時点の保有資産
  • 運用利回り:株式投資などから得られるリターン

つまりお金持ちになるには、以下3点を突き詰めることになります。

20代でアッパーマス層を目指すには、出来る限り上記を最短・最速で実現する必要があります。

ただ、

  • 「②支出の最適化」は限度がある(家賃/水道光熱費などの固定費、食費などの生活費)
  • 「③運用利回りを上げる」は一般人が実施するには難しい

という難点があり、「①の収入を最大化する」に注力することが20代でお金持ち(アッパーマス層)を目指すため戦略となります。

20代でアッパーマス層になる具体的方法

それでは、20代で収入を最大化するための具体的な方法を説明していきます。

まずは、20代で高収入を得られる可能性がある職業について考えてみます。

20代で再現性高く高収入を得られる職業

一般的に高収入を得られる職業は以下が挙げられます。

  • 起業
  • アーティスト・スポーツ選手など
  • 投資家(株式・FXトレード)
  • 士業(医師、弁護士 など)
  • 高収入サラリーマン(外資系サラリーマン、商社、専門職など)

上記のなかから、再現性高く20代で高い収入を稼ぐことができるのは高収入サラリーマン以外には選択肢が無いと思います。

「起業」「アーティスト・スポーツ選手」「投資家」は再現性高く成功することが難しい(リスクは高い分、リターンは高い可能性が高いですが)ですし、「士業」については20代は資格取得(司法試験、医師試験)に時間を費やす必要があるため、20代でお金持ちになる可能性は低いと考えられます。

結論、20代で再現性高くアッパーマス層(資産3,000万円)を目指すのであれば、給与の高い会社に就職して働く高収入サラリーマンが最も確率の高い選択肢になり得ます。

高収入サラリーマンの具体例

では、高収入サラリーマンとは具体的にどのような仕事なのか見ていきましょう。

私の友人などで収入の高い方(20代で1,000万円を超える方)は以下のような業種・業界で仕事をしています。

  • 外資系サラリーマン
    • 特に「外資系金融機関」「外資系コンサルティングファーム」「外資系IT」に勤めている方は非常に給与が高い傾向
  • 日系大手サラリーマン
    • 特に「総合商社」「大手金融(特に証券)」「不動産」に勤めている方は、給与が高い傾向
  • 専門職
    • 「エンジニア」「公認会計士」など

20代後半の私の友達で「中小企業に勤めている方」「上記以外の業種で勤めている方」は収入が比較的低い傾向があります。(私見も入るので、ご了承ください)

大学生の方は、上記に記載をしたような仕事に就くことで、高収入サラリーマンになれる可能性が高くなると思います。

高収入サラリーマンになるために大学生がすべきこと

高収入サラリーマンになるため、上記に記載した業種・業界の中から、自分がなれる可能性のある選択肢を選びましょう。そして、その業種・業界で仕事をするための道筋を逆算してみましょう

例えば、私の場合は「外資系サラリーマン(特に外資系IT)」をターゲットに、道筋を検討しました。

外資系企業に勤めるためには、一般的に「語学力」や「留学経験」が必要であると言われていたため、私は学生時代に英語の学習に力を入れ、1年間海外に留学をしていました。(海外留学について、詳しくはこちらの記事を確認ください。)

結果、外資系IT企業に内定を貰い、就職をすることができ、20代で年収2,000万円近くいただいております。

私の場合は上記のような道筋を描きましたが、例えば「総合商社」で働きたいと思った場合、「コミュニケーション能力」等のスキルを求められる可能性が高いため、「サークル長を努める」「バイトリーダーになり周りを巻き込んで実績を作る」などが評価される可能性が高いと考えています。

このように、高い給与が得られる仕事に就くための道筋を描き、その道筋に沿って学生時代を過ごすことが最も確率が高く高収入サラリーマンになれる方法だと考えます

高収入サラリーマンになった後に注意すべきポイント

高収入サラリーマンになり高い収入を得たとしても、20代でアッパーマス層になることはまだ確約されていません。

まだ「①収入を最大化する」ができただけで、「②支出を最小化する」「③運用利回りを上げる」ができていないからです。

例え、高い収入を得ていたとしても、全部支出に使っていたらお金持ちになることは永遠にありません。

20代でアッパーマス層になるためには以下2点も意識して生活をしましょう。

  • 生活水準を上げない(支出を最小化する)
    • 大学時代と変わらない生活水準を心がけましょう。
  • 余剰資金をインデックス連動型の投資信託に投資する
    • S&P、オルカンなどに投資する(年利 7~9%を期待できます)

特に、高収入サラリーマンあるあるなのですが、高い収入を得られる分、支出を増やす方が多く、お金持ちになれていない方が散見されます。(頻度の高い飲み会、家賃の高い物件への引っ越し、派手な遊びなど)

生活水準を上げなければ、お金持ちになるためのハードルは一気に下がるので、大学時代と同等レベルの生活を心がけてみてください。

最後に

今回の記事では、20代で再現性高くアッパーマス層(資産3,000万円)に達する方法についてご紹介しました。

実際に私自身もこの方法を実践し、26歳でアッパーマス層に到達することができました。同様のアプローチを続ければ、20代で5,000万円以上の資産を築くことも可能と考えています。

私も引き続きお金持ちになるために努力を続けますので、この記事を読んでくださった皆様が、将来お金持ちになれることを心から願っております。