わたしは26歳の時点で資産3000万円に到達、いわゆる「アッパーマス層」の仲間入りをしました。
新卒1年目の22歳から資産運用をはじめ、およそ5年間で3000万円の資産を築いた計算になります。
「3000万円が資産運用の大きな分岐点」と言われますが、わたし自身も大きな変化を感じることが多く、こちらの記事では資産3000万円到達で生じた「わたし自身の変化」について紹介したいと思います。
アッパーマス層とは
まず資産3000万円の立ち位置について簡単に振り返りましょう。
こちらが、野村総合研究所(NRI)が行っている「富裕層アンケート調査」の結果となります。資産3000万円を超えると「アッパーマス層」に属することになります。

「マス層」が全体の約80%になるため、資産3000万円に到達し「アッパーマス層」となることで日本の上位20%の世帯に入ることができます。
資産3,000万円に到達するために行ったこと
わたしが資産3000万円に到達するまでに行ったことは非常にシンプルです。
- 収入を最大化する
- 支出を最小化する
- 「収入ー支出」で残った余剰資金をひたすら投資する
③は株式相場が好調だったことも相まったことで早期に3000万円に到達できましたが、わたし自身がとくに注力したのは、自分でコントロールができる①収入最大化と②支出の最小化です。
新卒から外資系企業に勤務していることもあり高い水準の収入を得ることができていましたし、高い収入を得ながらも生活水準を上げずに質素な生活を心がけることで、投資できる余剰資金の確保を行いました。
以下の記事でより詳細に資産3000万円に到達するために実施したことを紹介していますので、ご覧になってください

資産3,000万円で生じた変化
ここからは資産3000万円を達成して生じた変化について紹介できればと思います。
私としては「三菱サラリーマン」こと穂高さんがXで投稿されていた以下ツイートが非常に確信をついたポイントだと思っています。
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 23, 2019
穂高さんの仰る通り、私にとっても資産3000万円は「新たな生き方を模索するきっかけ」になっております。わたし自身の具体的な変化についてご紹介させていただきます。
新たな人生について深く思考する習慣がつく
資産3000万円を超え、「新たな人生について深く思考する習慣」がつきました。
現実的に「セミリタイヤ」が視野に入ってくるため、セミリタイア後にどのような生活をしたいかを真剣に考えるフェーズに移ってきております。
仕事をしなくても良い状況になった際に何を追求するか(家族・時間・お金・健康など)を考えることが非常に多くなり、自分にとって本当に重要なこと・やりたいことが何なのかを考える習慣がつきました。
私の場合はセミリタイヤ後には新しいチャレンジ(特にビジネス面)をしたい、と考えているため、セミリタイヤ前からその準備に取り掛かる、という行動に変わってきました。
(このブログもセミリタイヤ後のチャレンジに向けた行動の一環です。)
このように「仕事」をしなくても良い状態(セミリタイヤの状態)になった際の新たな生き方について模索することが多くなりました。
精神的に余裕が出てくる
資産3000万円を作ると、精神的に大きな余裕が出てきました。
仮に高配当株に投資をした場合、4%ほどの配当利回りが期待できるため、年間120万円(月10万円)の配当収入を得ることが現実的に可能です。
月10万円あれば家賃・食費などの大部分を賄えるはずですし、私の場合、仮に職を失ったとしても月10万円あれば質素ながらも何とか生きていける自信はあります。
3000万円あれば必要最低限の生活の保障はできると思うので、今までは仕事などで理不尽な要求がされたとしても断れなかった内容を、「断る」という選択肢を得ることが出来ました。
このように資産3000万円は精神的に大きな余裕に繋がっています。
セミリタイヤ・FIREが現実的な目標になる
資産3000万円を超えると「セミリタイヤ」が夢物語ではなくなってきました。
むしろ、今までの行い(投資)を継続した場合のある程度のセミリタイヤ時期の予測もできるようになりました。
わたしの場合、7000万円がセミリタイヤを実現できる資産額だと思っており、今までの傾向で資産額が増えていけば30歳前後では達成できる想定です。
さいごに
今回は資産3000万円に到達したことで生じた変化についてご紹介をしました。
私の場合、よりクリアにセミリタイヤをイメージできるようになり、セミリタイヤ後の生き方・自分が本当にやりたいことについて考えることが多くなりました。
まずは早期にセミリタイアできるように目標資産額の7000万円を達成できるよう、コツコツ頑張りたいと思います。